「数字が取れる理由がわからない」営業としてのジレンマと気づき

今日はいつもと違う仕事をしました。

普段はルーティーンの業務が中心で、最近は落ち着いてほぼ定時で帰れています。ただ、別の部署では人の入れ替えや新人の対応で人手が足りず、今日は朝からドタバタ。そこで、その部署のフォローに入りました。

ちょうどその日に、うちの会社に大きな取引を持ってきてくださるという嬉しい案件が。…とはいえ、私の知識では対応が難しく、接客は別のベテランの方(通称:おばさん)が4時間対応。その後の細かい事務作業を、私が引き受けました。

課長はおばさんの成果(=数字)を高く評価し、しっかり褒めていました。私も数字重視の人間なので、「やっぱり数字を持ってくるってすごい」と思った一方で、おばさん本人は「仕事が増えるから嫌なんだけどね」とサラッと言っていたのが印象的でした。

そして、そのおばさんが「事務、助かったよ」と私に声をかけてくれた時、素直に嬉しかったです。

“結果”ももちろん大事。でも、それを支える“過程”や“チームワーク”も同じくらい大事なんだと、改めて感じました。

実は最近まで、数字に対して執着する感覚が薄れていた気がします。学生の頃なら、勉強すれば点数(=数字)は取れる。でも社会人になると、努力しても結果がついてこないこともある。

それが分かっているからこそ、「なぜ数字が取れているのか分からない」っていうのが一番怖い。

周りからは「営業トークうまいよね」って言ってもらえるけど、自分では何が良かったのか全然ピンとこない。たまたま当たっているだけなんじゃないか、と心配になる瞬間もある。

だからこそ、今後は“なぜ数字に繋がったのか”をちゃんと振り返り、学びたいと思っています。

提案→成約までの流れを分析して、自分の営業を可視化できれば、もし転職しても、どこに行っても戦える営業スキルになるはず。

今日の仕事は、ちょっと違う業務だったけど、すごく大きな気づきがありました。

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